2026年8月13日、京セラドーム大阪で開催された『KANSAI COLLECTION 2026 AUTUMN&WINTER』(以下、「関西コレクション」)。通称「関コレ」とも呼ばれる同イベントでは、TikTokスペシャルステージに3時のヒロインが、“3時”に魅せた“怪獣”をコンセプトにした個性あふれる衣装でランウェイに登場した。
ピンク、チェック、ファーを大胆に取り入れたボリューム感のある3人。洗練されたドレススタイルとは対照的な“怪獣”ファッションで、会場を大いに沸かせた。
3時のヒロイン、“怪獣”をテーマに個性あふれるランウェイ
3人が登場したのは、華やかなウエディングドレスのランウェイに続くステージ。
「怪獣」をコンセプトにした衣装は、一般的なランウェイスタイルとは一線を画す大胆なシルエットが特徴だ。
ゆめっち(=写真左)は、鮮やかなピンクのキルティングを取り入れたボリューム感のあるスタイル。ふっくらとした立体的なフォルムが存在感を放ち、ランウェイでもひときわ目を引いた。
福田麻貴(=同中央)は、水色をベースに赤やグリーンを効かせたチェック柄の衣装。左右に配された大きなポケットなど、遊び心のあるディテールが印象的だ。
そして、かなで(=同右)は鮮やかなブルーの大きなファーをまとって登場。全身を包み込むような圧倒的なボリュームで、3人の中でも特にインパクトのあるシルエットを披露した。
3人それぞれ異なる色と素材をまといながら、“怪獣”というひとつのコンセプトで統一されたステージ。個性をそのままファッションに落とし込んだスタイルが、会場の視線を集めた。
キルティング、チェック、ファー=秋冬素材を大胆に取り入れた“怪獣”スタイル
3人の衣装をよく見ると、キルティング、チェック、ファーという秋冬らしい素材がそれぞれのスタイルに取り入れられている。
ボリュームのあるキルティングは、秋冬の防寒アイテムを思わせながらも、ピンクという鮮やかなカラーによってポップな印象に。
福田麻貴のチェック柄は、水色と赤のコントラストが効いた存在感のあるデザイン。大きなポケットなどのディテールも加わり、ユーモアのあるスタイリングに仕上がっている。

かなでの青いファーは、素材そのものの存在感を最大限に生かしたスタイル。毛足のあるファーが大きなシルエットを描き、“怪獣”というテーマを視覚的に表現した。
「怪獣」というユニークなコンセプトでありながら、秋冬ファッションを象徴する素材を大胆に取り入れている点も、このステージの見どころとなった。
衣装について福田麻貴は、
「怪獣がコンセプトだそうです。私らにはピッタリですね」
と笑顔でコメント。
さらに、
「めっちゃ可愛いとか、私らは絶対こっちの方がええよなって。ぴったりの衣装を用意していただいて、めちゃめちゃ嬉しかったです」
と、3人の衣装への満足感を語った。
かなでの衣装は「6着縫い合わせ」!遊び心を詰め込んだディテール

インパクトのあるシルエットだけでなく、3人の衣装には細部にもユニークな仕掛けが施されていた。
福田麻貴は、
「腕のトゲトゲとか、ボタンがジグザグになってて。上下の重ねが交互になってるのとか、細かいところまで施されてて好きですね」
と衣装のディテールを紹介。
ゆめっちも、
「吸盤みたいな穴がたくさんあって、どこからでも手を出せるんです。ポケットにして使ってみたり」
と、衣装に施された遊び心のあるデザインについて語った。

かなでは、
「これ、一つのでっかいハート型になってるんですよ。袖もいっぱいあって」
と説明。
さらに福田麻貴からは、
「ゆめっちが『かなでの衣装は6着縫い合わせているらしい』って言ってた」
という驚きのエピソードも飛び出した。
大胆なシルエットだけでなく、トゲやジグザグのボタン、ポケットとしても使えるディテールなど、近くで見るほど発見のある衣装。
“怪獣”というテーマを、遊び心あふれるデザインへと落とし込んだスタイリングとなっていた。
「メイクじゃない。汗です」3時のヒロインが明かした関コレ前の美容法
ランウェイ後の囲み取材では、衣装だけでなく美容についても話題が及んだ。
汗だくになったかなでは、ライトを受けて輝く肌について聞かれると、
「メイクじゃない。汗です」
と笑いながら回答。
この日の衣装は圧倒的なボリュームを誇るだけに、ランウェイを歩くだけでもかなりの暑さだったようだ。
さらに、関西コレクションに向けて準備した美容法について聞かれると、3人からはそれぞれ個性的な回答が飛び出した。
かなでは、
「汗をかいた方がいいなと思ったので、いつもより汗をかくようにしてました」
と明かし、福田から「どうやって?そんなことできるん?」とツッコミが入る場面も。
ゆめっちは、
「最近皮脂が出てきたので、体を塩もみしてきました。バスソルトを擦り付けてセルフ垢抜けです(笑)」
と独特の美容法を披露。
一方の福田麻貴は、
「毛を剃ろうかなと思ったけど、この衣装って知ってたから(笑)。何も考えんでいい服というか、全部隠してくれるので」
と、今回の衣装ならではの準備について語った。
美容トークでありながら、最後まで3人らしいユーモアに包まれた囲み取材となった。
劇場より緊張しない?3時のヒロインが語ったランウェイの魅力
普段は劇場のステージに立つ3人だが、ランウェイとお笑いの舞台では緊張感にも違いがあるという。
福田麻貴は、
「出る直前はめっちゃ緊張するかも。でも出ちゃったら皆さん盛り上がってくれるから」
と振り返った。
ゆめっちは、
「ネタをやる劇場の出番の方が緊張します。こっちの方が楽しいなって」
とコメント。
その理由について、
「セリフ言わんでもいいし」
と福田麻貴が続けると、
「そう、飛ばすことがない」
とゆめっち。
さらに福田麻貴が、
「歩いてたら、歩き方が飛ばん限りは(笑)」
と返し、会場を笑わせた。
言葉を届けるお笑いのステージとは異なり、歩きそのもので魅せるランウェイ。3人にとって関西コレクションは、普段とは違う表現を楽しめる場所となっているようだ。
「水着で出たい」「ウエストを見せたい」3人が語った次なるファッション
最後に、もし自由に衣装を選べるとしたら、どんなファッションでランウェイを歩きたいかを聞かれると、3人はそれぞれ個性的なアイデアを披露した。
ゆめっちは、
「ぽっちゃりだけど、おもしろい体型。水着で出たい」
と意欲を見せた。
一方、福田麻貴は自身のスタイルについて、
「世の中には見せてないけど、メチャ、ウエストをお見せしたい」
と自信をのぞかせる。
さらに、
「ウエストだけ出して、顔を隠した衣装で」
と続け、最後まで3時のヒロインらしいユーモアで笑いを誘った。
今回のステージで披露したのは、一般的なランウェイの“美しさ”とは異なる、自由で大胆なファッション。
キルティング、チェック、ファーといった秋冬らしい素材をベースに、“怪獣”というコンセプトを楽しみながら自分たちの個性へと昇華させた3人。
洗練された美しさだけがファッションではない。
着る人自身が「めっちゃ可愛い」と思えること。そして、その姿を見た人まで笑顔にできること。
3時のヒロインが関西コレクション2026 A/Wで見せた“怪獣”ファッションは、そんなファッションの自由さと楽しさを改めて感じさせるランウェイとなった。
💎取材・文:前田祐貴
📸 写真:安藤洋晴(ステージ)/安座間優(囲み)
