2026年4月5日、大阪市西区の京セラドーム大阪で開催された『KANSAI COLLECTION 2026 SPRING&SUMMER』(以下、「関コレ2026」/「関コレ」)。そのランウェイで、ひときわ強い存在感を放ったのが熊田曜子だ。
体脂肪率9%という驚異的なボディに注目が集まる中、彼女の口から語られたのは、数字以上に重みのある言葉だった。
ステージ後、毎回恒例となっている囲み取材でも、その言葉に一切のブレはない。
「関コレはいろんなところから見られて、ごまかしが効かないので…」
15回目の出演となるこの舞台で、彼女が貫いてきたのは“見られる覚悟”だった。

■「ごまかしが効かない」舞台で求められる覚悟
関西コレクションは、モデルやアーティスト、タレントが一堂に会する国内最大級のファッションイベント。その舞台は、観客だけでなく、あらゆる角度からの視線にさらされる。
だからこそ、少しの油断も許されない。
熊田は「ごまかしが効かない」と語るように、その場しのぎでは通用しない現場であることを理解している。15回の出演を重ねる中で、その緊張感と向き合い続けてきた。

■体脂肪率9%は“結果”にすぎない

今回話題となった体脂肪率9%という数字。しかし、それはあくまで結果だ。
ポールダンスを軸にしたトレーニングを週3〜4回続け、体幹を徹底的に鍛え上げた。その積み重ねが、自然と体を研ぎ澄ませていった。
一方で本人は、「気合いを入れすぎて落としすぎた」とも語り、「2桁に戻したい」と本音をのぞかせる。
完璧に見える肉体の裏にあるのは、常にバランスを模索するリアルな感覚だった。
■「いつでも水着になれる」プロとしての準備

熊田は「いつでも水着になれる体づくりをしている」と語る。
それはイベント前だけの調整ではなく、日常そのものが仕事につながっているという意識の表れだ。
甘いものも気にせず楽しみながら、無理な制限ではなく継続できる形で体を整える。その姿勢は、ストイックさと柔軟さを併せ持つプロそのものだ。
■“驚き”から“定番”へ──15回出演で築いた存在感
熊田の水着パフォーマンスは、最初から受け入れられていたわけではない。
「最初は『えー』っていう反応もあった」
しかし、回を重ねるごとにその印象は変化していった。
いまでは「熊田といえばあの水着」という認識が定着し、関コレの名物ともいえる存在に。15回という積み重ねが、“違和感”を“定番”へと変えていった。

■後輩が語る“レジェンド”の現在地
今回ともにランウェイを歩いた村雨芙美と柚乃りかも、熊田の存在に強いリスペクトを寄せる。
「生涯現役で頑張りたい」
「本番は熊田さんのおかげで楽しめた」
そう語る後輩たちの言葉からは、単なる先輩以上の“象徴的存在”としての現在地が見えてくる。

■“見られる覚悟”が作り上げた価値

体脂肪率9%というインパクトの裏にあるのは、数字では測れない価値だ。
ごまかしの効かない舞台に立ち続けること。
求められる姿を更新し続けること。
そして、それを15回も積み重ねてきたこと。
熊田曜子が関コレで示してきたのは、単なる肉体美ではなく、“プロとしての覚悟”そのものだった。

関西コレクション2026とは
関西から世界へ日本のカルチャーを発信し続ける、日本最大級のファッションイベント「関西コレクション」。
2011年2月に大阪で誕生し、これまで数々の旬なモデル・タレント・アーティストなどとコラボレーションし、関西を盛り上げてきた関西コレクションは今回記念すべき30回開催となります。次のステージへの幕開けと、30回開催に感謝を込めて「30th ANNIVERSARY」をテーマとし、 2026年4月5日(日)に、KANSAI COLLECTION 2026 S/Sの開催されました。
30回目の開催となる今回は、大友花恋・渡辺美優紀らモデル、しなこ・ヘラヘラ三銃士らクリエイターが集結した。また、小林幸子・YUMEKIらも登場した。さらにKISS OF LIFE・CLASS SEVEN・Novelbright・山本彩らがライブパフォーマンスも展開。MCは朝日奈央、ぺこぱが務めた。
💎取材・文:前田祐貴
📸 写真:安藤洋晴(ステージ)/安座間優(囲み)/関西コレクション提供写真(iLiFE!)
