3月2日に大阪市西区の京セラドーム大阪で開催された「KANSAI COLLECTION 2025 SPRING & SUMMER」に、大阪府吉村洋文知事と大阪市横山英幸市長、そして2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が登場しました。公式キャラクターのミャクミャクをモチーフにした大阪・万博カラーの赤・青・白3色の法被を着て、大阪・関西万博の開催まで1ヶ月あまりになったことを力強くPRしました。

イベント後、囲み取材に応じた吉村知事は、「横山市長のランウェイを楽しみにしていたのに」と話し、会場を笑いに包みました。

また、万博についての質問に対し、若者世代に向けて「こんな未来は見たことがない!新しい世界をお見せします。価値観が変わると思います。世界160カ国が集まり、パビリオンも個性豊かです。高校生の皆さんにぜひ来てほしい」と力強く語りました。

一方、横山市長は「70年前の万博では携帯電話の進化を展示していましたが、今やそれは生活に欠かせないものとなっています。今回の万博では、iPS細胞や万能細胞の発展といった、次世代の医療技術が紹介されます。高校生の皆さんがその夢を実現させる役割を担う未来が待っているので、ぜひ万博を見て、未来の主役としての一歩を踏み出してほしい」と述べました。

現在、大阪・関西万博は、財政面や運営面での課題を抱えていることは事実です。特に巨額の赤字が報じられ、これからの運営には多くの挑戦が予想されます。しかし、このような困難を乗り越えることができれば、万博が成功を収めた先には、素晴らしい未来が広がる可能性があります。
万博の成功を目指して、今後の動向に注目していきたい。

💎文:平尾理名 💎撮影:洪玉英(記者会見), 安座間 優(ステージ)