2026年2月15日(日)、愛知県名古屋市の新たなエンターテインメント拠点・IGアリーナにて、『Samsung Galaxy presents TGC in あいち・なごや 2026 by TOKYO GIRLS COLLECTION』(以下、「TGC あいち・なごや 2026」)が、静かに始動した。
香里奈ら名古屋ゆかりのモデルが注目を集めた開催から14年。
その原点は、2012年9月1日、ナゴヤドーム(現・バンテリンドーム ナゴヤ)を熱狂の渦に巻き込んだ『第2回 東京ガールズコレクション in 名古屋2012』にある。
――あの伝説から14年。
名古屋はこの日、再びファッションの中心地として大きな注目を集めた。
本記事では、出演モデルの中から特に注目すべき5名
【生見愛瑠(愛知県出身)・村重杏奈・浮所飛貴(愛知県出身)・ゆうちゃみ・宮世琉弥】の
ランウェイルックを厳選して紹介する。
世界屈指の毛織物産地として知られる尾州(BISHU=愛知県一宮市)の素材を軸に、
スタイリスト・相澤樹氏がモダンに再構築した
「TGC SPECIAL COLLECTION」を、ファッション視点で読み解いていく。
2026年2月15日(日)、愛知県名古屋市の新たなエンターテインメント拠点・IGアリーナにて、『Samsung Galaxy presents TGC in あいち・なごや 2026 by TOKYO GIRLS COLLECTION』(以下、「TGC あいち・なごや 2026」)が、静かに始動した。
香里奈ら名古屋ゆかりのモデルが注目を集めた開催から14年、TGCが再び名古屋に帰ってきた。
本記事では、出演モデルの中から特に注目すべき5名【生見愛瑠(ぬくみ・める=愛知県出身)・村重杏奈・浮所飛貴(うきしょ・ ひだか=愛知県出身)・ゆうちゃみ・宮世琉弥(みやせ りゅうび)】のモデルのランウェイルックを厳選して紹介する。

【生見愛瑠】尾州ウールで魅せる、TGCあいち・なごや2026の象徴的ミニドレス

トップバッターを務めたのは、愛知県出身の生見愛瑠(ぬくみ・める)。
彼女が纏ったのは、深みのあるワインレッドを基調に、多彩な色糸が織り込まれたミニドレス。
尾州ウールを大胆に用いたフリルが、歩くたびに立体的な動きを生み、ランウェイ全体にドラマをもたらす。
シアーな赤のスリーブとブラックのロングブーツが、
可憐さの中に芯の強さを感じさせるスタイリングを完成させた。
トレンド感と再現性を兼ね備え、
「真似したい」「着こなしを知りたい」と思わせる、
本コレクションを象徴するルックとなった。

【村重杏奈】クラシックと遊び心が共存する、ネオ・レディスタイル

続いて登場したのは、タレント・モデルとして独自の存在感を放つ村重杏奈。
ツイード調のイエロートップスに、ボリューム感のあるワイドパンツを合わせた装いで観客を魅了した。
首元とウエスト、二本のベルト使いが視線を上下に導き、
ルック全体のボリュームを際立たせている。
また、クラシックなハットがアクセントとなり、
尾州ウールの伝統にポップな感性を掛け合わせた
“今の時代の貴婦人像”を提示した。

【浮所飛貴(ACEes)】地元・愛知から放つ、尾州ツイードの気品

「TGC 20周年セレブレーション公式サポーター」を務めるACEesから、愛知県出身の浮所飛貴(うきしょ・ ひだか)がランウェイに登場。
主役となったのは、尾州の職人技を感じさせるツイードコート。
ナチュラルなトーンでまとめたレイヤードスタイルは、
品格と親しみやすさを併せ持つ。
男性アイドルとしての注目度に、地元開催という背景が重なり、その一歩一歩が会場の空気を確実に変えていった。

【ゆうちゃみ】ギャルマインドを更新する、モノトーン×ゴールド

モデル・タレントとして圧倒的な存在感を誇るゆうちゃみは、173cmの長身を活かした白黒チェックのミニドレスでランウェイを闊歩。
ドーリーなカチューシャで甘さを加えつつ、
足元にはメタリックなゴールドブーツを投入。
モノトーンの中にエッジを効かせたスタイリングは、
2026年流の“進化したギャル像”を鮮やかに表現していた。

【宮世琉弥】フィナーレを飾った、余白を活かすモードスタイル

フィナーレを託されたのは、俳優・アーティストとして活躍する宮世琉弥。
オーバーシルエットのセットアップスーツに、
ブラックのアクセントポケットが映える洗練された装いで登場した。
余白を活かしたシルエットが、尾州ウールの上質さを際立たせ、
会場のボルテージは最高潮に。
14年前の熱狂を更新するような拍手と歓声が、IGアリーナを包み込んだ。

14年の時を超え、名古屋から始まる新たなTGC
今回のテーマは、「TSUMUGU: Design the Next」。
尾州・三河・知多をはじめ、この地域で受け継がれてきた織物や染色の技術は、今もなお世界のデザイナーを魅了し続けている。
20周年を迎えるTGCが、14年ぶりに“ものづくりの都”として知られる、あいち・なごやへと帰ってきた。
そして「TGC あいち・なごや 2026」は、
単なるファッションイベントにとどまらず、
地域文化と若い世代の表現が交差する、
“現在進行形の物語”として強く印象づけられた。
尾州ウールという日本が誇る素材と、
今を生きるモデルたちの表現力が重なり合い、
愛知から再び世界へと発信されるTGCの未来像を示した今回の開催。
尾州ウールが語り、モデルたちが体現した“今”。
その答えは、このランウェイの先に続いている

💎取材・文:洪 玉英 📸写真:安座間 優

