5月6日、香川県高松市にある、あなぶきアリーナ⾹川にて『SETOLAS Holdings presents TGC KAGAWA 2025 by TOKYO GIRLS COLLECTION』以下、TGC（東京ガールズコレクション）が初開催され、新たなファッションとエンターテインメントの“フロンティア”が誕生しました。
MCを務めたのは、TGC地方開催で歴代最多MC記録を持つウエンツ瑛士と、4月1日にフリーアナウンサーへと転身したばかりの中川安奈。“女神”とも称される彼女の凛とした進行が、会場に一層の華やかさを添えました。
ウエンツは、「今回のテーマは“フロンティア”です」と語り、TGC香川が目指すビジョンを明確に発信。「地域の魅力をファッションとエンターテインメントを通じて国内外に伝え、香川の自然、文化、産業の力を若者の行動力と結びつけることで、新しい価値を生み出していきたい」と語り、初開催に込めた想いを力強く語りました。
TGCのオープニングを告げるファッションショー「TGC KAGAWA SPECIAL COLLECTION」に登場したそんな記念すべき初開催の幕開けを飾ったのは、圧倒的な存在感を放つ池田美優。ステージの照明に照らされ、白いマントをまとって登場した姿は、まるで異世界から舞い降りたかのような幻想的な雰気。
「みちょぱ」の愛称で知られ、モデルやタレントとして常に時代の最前線を走る彼女が今回着こなしたのは、白いベルトを再利用して作られたアートのようなロングマント。
チェック柄のジャケットに黒いネクタイ、そして王冠を合わせたコーディネートは、異素材・異文化を見事に融合させた大胆で洗練されたスタイル。その姿は、まさに現代のファッションアイコンと言える存在でした。
また、若手注目俳優の水沢林太郎、野村康太、本田響矢らも個性的な衣装で登場し、会場をさらに盛り上げました。
母になっても、女王であれ──新川優愛TGC香川
そして、イベントのフィナーレを飾ったのは、新川優愛。2023年に第一子を出産し、母として新たな一歩を踏み出した今も、女優・モデルとして多くの支持を集めています。
彼女が纏ったのは、純白のクラシカルなドレスに、ダメージ加工を施したジーンズパンツという意外性のあるスタイル。
伝統的なシルエットに現代的なエッジを加えたルックは、“母になっても自分らしく生きる”というメッセージをファッションに込めたかのよう。
繊細さと力強さを併せ持つその姿に、多くの観客が心を動かされました。
この華やかなファッションショーは、スタイリスト中野雅世氏が手がけ、『セトラスホールディングスpresents TGC 香川』のオープニングステージとして展開されました。
テーマは「再生と膨張」。文化服装学院の学生たちが手がけたアップサイクルファッションや、大胆なヘッドピースが印象的な、クリーンで華やかなスタイリングは、まさにTGCならではの見どころです。
TGC KAGAWA 2025は、香川から新しいファッションの可能性とエネルギーを発信する、記念すべき第一歩となりました。
💎文：洪 玉英 💎カメラ：安座間 優
