世界中が注目する美の祭典「第63回ミス・インターナショナル世界大会2025」が、11月27日に国立代々木競技場 第二体育館(東京都渋谷区)で開催された。
世界80か国の代表が集い、美と知性、そして“世界平和への貢献”という理念を軸に競い合うこの大会で、栄冠を手にしたのはコロンビア代表のカタリナ・ドゥケ(26)。

大会終了直後、Piece Fashion Magazineは、コロンビア代表のカタリナ・ドゥケに独占インタビューを実施。
喜びの瞬間に浮かんだ人、友情が生んだ涙、そして日本で感じた心の変化まで──すべてを語ってくれた。
“ありがとうが溢れた瞬間” 優勝時に胸に去来した家族への想い
世界の頂点に立った、コロンビア代表のカタリナ・ドゥケが語ったのは「ありがとう」の気持ち。
第63回ミス・インターナショナル世界大会2025。
栄冠を手にしたコロンビア代表のカタリナ・ドゥケは、まぶしい笑顔の奥に、家族・仲間・夢への深い感謝を秘めていた。
本記事では、世界タイトルを手にした直後の彼女に、夢、涙、そして日本での思い出について語っていただいた。

Q1. 受賞が決まった瞬間、真っ先に浮かんだ人や言葉は?
「家族、そして応援してくれた友達。
頭に浮かんだ言葉は “ありがとう、ありがとう、ありがとう!” でした。」

「まず最初に思い浮かんだのは、家族の顔でした。そして、いつも支えてくれた友達の存在。
世界大会まで連れてきてくれた全ての人々に対して、『ありがとう』という言葉が心の中で溢れてきたんです。」
Q2. もし過去の自分に声をかけられるとしたら?
「大きな夢を抱いてくれてありがとう。
夢を諦めなかったあなたに、ありがとう。」
「その質問だけで泣きそうになります。
過去の自分にはこう伝えたいです。
“夢を大きく持ってくれてありがとう。諦めずに追い続けてくれてありがとう。
人生はシンプルに楽しむことが大切。
あなたにしかないものを自由に表現していいんだよ。”」
夢を追ってきた年月が、そのまま言葉の重さとなって伝わった。

Q3. コンテスト期間で最もつらかった経験は?
「家族に会いたくて泣きそうになった夜もありました。」
「いちばんつらかったのは、家族に会えない寂しさでした。そして文化や習慣の違いも大きかったです。
また、睡眠不足もあって…。私は8〜10時間寝るタイプなのですが、時々寝坊してしまって(笑)。
そんなときはルームメイトのミス・スペインが起こしてくれて、色々助けてくれたんです。」
そして続けて、彼女はこう語った。
「この優勝は、私だけのものではありません。
ミス・スペイン、そして参加した全てのミスたちと一緒に受賞した気持ちです。」

Q4. あなたを強くしてくれた習慣は?
「日記を書くこと。自然に触れること。
それが私の心を整えてくれます。」
「私は、自分の気持ちを“書く”ことで整理するタイプ。日記は欠かせません。
そして、コロンビア人らしく自然が大好き。鳥の声を聞いたり山を眺めたり、自然に囲まれると心が落ち着きます。
ゆっくりと人生を味わうことが、私の強さにつながっています。」

Q5. 日本の食べ物で好きなものは?
「ラーメンが本当に大好きで、初めて日本で食べたときに泣きました。」
「お寿司も大好きですが……とにかくラーメンが!!
コロンビアにいる頃からずっと好きで、味噌・醤油・とんこつ・坦々麺……全部大好きです。
日本で初めて食べた本場のラーメンは、涙が止まらないくらい感動しました。」
食への情熱が伝わる“ラーメン愛”に、周囲のスタッフからも思わず笑顔がこぼれた。

**まとめ:
“夢を持つ力”を世界中へ届けるミス・インターナショナルの姿**
感謝、仲間との絆、夢を追う勇気、そしてラーメンへの熱すぎる愛。
インタビューを通して見えてきたのは、肩書きではなく、一人の女性としての飾らない姿だった。
彼女の言葉は、これから夢を目指す全ての人の心にそっと寄り添うはずだ。

取材:🎤インタビュー:杉本倫美 📸 写真:安座間 優
