【ミス・インターナショナル2025】「JAPAN」の歓声に包まれて――能崎愛が水着ステージで歩いた“人に愛される理由”

BEAUTY

世界中が注目する美の祭典「第63回ミス・インターナショナル世界大会2025」が、このほど、東京都渋谷区の国立代々木競技場 第二体育館で開催された。
世界80か国・地域の代表が集い、美と知性、そして「世界平和への貢献」という理念を軸に競い合う本大会。

その舞台で、日本代表として出場した**能崎愛(のざき・あい)さんは、出場者同士の投票によって選ばれる特別賞「ミス・フレンドシップ」**を受賞。
“最も愛されたミス”として、その存在感を世界に示した。

水着ステージで注目を集めた、しなやかな第一歩

水着ステージで名前が呼ばれると、「JAPAN」のコールとともに会場から大きな歓声が沸き起こった。
能崎さんはその声を受け止めるように、目線を右へ、正面へ、そして左へと丁寧に送りながら、ステージ全体に視線を届けていく。

軽快な音楽に合わせ、リズムよく歩みを進める姿は実に颯爽としており、
堂々としながらもどこか親しみやすさを感じさせるウォーキングが、会場の空気を一気に引き込んだ。

ステージ正面へと歩み出る能崎愛。衣装と動きが調和したウォーキングが、日本代表としての品格を印象づけた。

水着ステージで際立った、安定感と自然体の美しさ

深いブルーの水着に、透け感のあるケープをまとった能崎さん。
一歩一歩の歩幅は大きすぎず、テンポは一定。重心がぶれることなく、背筋を自然に伸ばした美しい姿勢を保ったままステージ中央へと進んでいく。

視線の送り方や表情には余裕があり、
緊張感よりも「この時間を楽しんでいる」様子が自然と伝わってきた。

ケープの動きまで計算された、洗練された所作

腕を広げた瞬間、ふわりと広がるケープ。
その動きは決して大きくなりすぎることはなく、身体のラインや歩くスピードと美しく調和していた。

ターンの場面でも慌ただしさはなく、
ヒールを確実に踏みしめながら、次の一歩へと自然につなげていく。
衣装・身体・音楽が一体となったウォーキングが、ステージに上品な余韻を残した。

外見以上に伝わった“人柄”が評価された理由

水着審査では、スタイルやプロポーションに注目が集まりがちだが、
能崎さんのウォーキングから強く伝わってきたのは、安心感と親しみやすさだった。

ポージングを決める場面でも、強く主張しすぎることはなく、常に自然体。
その姿勢が、観客だけでなく、同じ舞台に立つ出場者たちにも伝わっていたのだろう。

出場者同士の投票によって選ばれる「ミス・フレンドシップ」は、
人との向き合い方やステージ上での振る舞いが評価される特別賞。
能崎さんの歩き方には、誰かと競うのではなく、共に立つ姿勢がはっきりと表れていた。

水着ステージで腕を広げ、ケープをなびかせながら歩く日本代表・能崎愛。しなやかな所作と安定した姿勢が際立った。

“歩き方”が語った、日本代表としての品格

ウォーキングは、言葉を使わずに自分を表現する手段だ。
能崎愛さんは、その一歩一歩で、日本代表としての品格と、人に寄り添う美しさを体現していた。

華やかな照明の下でも変わらない穏やかな笑顔と、丁寧な歩み。
水着ステージは単なる審査の場ではなく、人柄が最も表れる瞬間であることを、彼女のウォーキングは静かに教えてくれた。

ターンの瞬間も笑顔を絶やさず、観客に視線を送る能崎愛。自然体のウォーキングが会場にやさしい空気を生み出した。
error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました