TGC 2025 A/Wで実現!『ストロボ・エッジ』キャスト6人のサプライズステージ
9月6日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ TGC 2025 A/W」(以下、TGC)に、青春ドラマの風が吹き抜けた。シークレットゲストとして登場したのは、2025年10月31日より連続ドラマW-30「ストロボ・エッジ Season1」(金曜午後11:00)からWOWOWで放送されるキャスト6名。主演の福本莉子と高橋恭平(なにわ男子)をはじめ、小坂菜緒(日向坂46)、山下幸輝、中沢元紀、田鍋梨々花が集結し、会場を熱狂の渦に包んだ。

テーマ「BEYOND TOGETHER」を象徴するように、6人のサプライズ登場は観客とイベントをひとつに結びつけ、TGCの新たな歴史を刻んだ。
福本莉子・高橋恭平が披露した最新トレンドの秋カジュアルコーデ
6人が身にまとったのは、それぞれの個性が際立つ秋のカジュアルスタイル。
福本莉子は、ストライプのチュニック丈シャツにネクタイを合わせ、清楚な白スカートで透明感を演出。メンズライクな要素を取り入れつつも、女性らしい凛とした魅力を放った。
一方、高橋恭平はグレーのジャケットにブラウンのチェックニット、スラックスを合わせ、親しみやすさと華やかさを両立。トップアイドルらしい存在感を保ちながらも、観客に近い距離感を感じさせるコーディネートだった。

小坂菜緒・山下幸輝らも登場!キャストが語る撮影秘話と青春トーク
ランウェイ後のトークセッションでは、キャストの素顔やドラマ撮影の裏側が披露された。
福本莉子は「原作の名台詞や名シーンがそのまま登場するので、映像美と一緒に楽しんでほしい」とコメント。高橋恭平は「終始ツッコミながら、あっち向いてホイをして楽しんでました」と笑いを誘い、会場を和ませた。
小坂菜緒は「撮影の合間もみんなで盛り上がれて、本当に青春そのものだった」と語り、現場の温かい雰囲気が伝わるトークにファンは大歓声を送った。
山下幸輝「安堂アクション」への挑戦と役者としての成長
山下幸輝は、自身が演じる安堂役について「キャラが自分と全然違い悩んだ」と告白。だが「“安堂アクション”をぜひ楽しみにしてほしい」と力強く語り、役者としての挑戦と探求心をにじませた。

「また好きが積もった」— 名台詞再現に観客が大熱狂
ドラマの名セリフ「また『好き』が積もった」にちなんだコーナーでは、キャストがそれぞれの「好き」を披露。
中沢元紀は「コーン茶」、田鍋梨々花は「おにぎり」と日常的な“好き”を語り、観客をほっこりさせた。
一方、高橋恭平の「最近伸びてきたえり足のハイライト」というユニークな回答は会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
咲坂伊緒の青春三部作『ストロボ・エッジ』が令和に蘇る理由
最後に福本莉子は「咲坂伊緒先生の青春三部作を原点にした最高峰の本格ラブストーリー」と語り、原作へのリスペクトを表明。
『アオハライド』『思い、思われ、ふり、ふられ』と並ぶ名作『ストロボ・エッジ』が現代に蘇る意味は、普遍的な“初恋の切なさ”が令和の時代にも通じるからだろう。
TGCで交差した青春ドラマとファッションの新しい可能性
TGCという大舞台で披露された『ストロボ・エッジ』キャスト6人の姿は、ファッションが単なる流行を超え、「人と人をつなぐ力」であることを証明した。
咲坂伊緒の青春の世界と、TGCが提案する現代ファッションが交差した瞬間、観客は新しい“青春ファッション”の扉を目撃した。
10月31日のドラマ放送開始に向け、さらなる期待が高まる。
💎 取材・文:前田 祐貴 📸 写真:安座間 優